「青森の地元民のみが知る秘湯・梅沢温泉について知りたい方」
「どこか治したいところがある方」にぜひ読んで欲しい!
こんにちは!
スイスのホテルスクールを卒業し、京都(Four Seasons Kyoto)・広島(Azumi Setoda)のラグジュアリーホテルで修業し、2024年に青森にホテルを作る事を目標に、2022年9月に青森にUターンしました。
Aomori &Youでは、将来の私たちのホテルに泊まっていただくゲストへ紹介したい青森の人のインタビュー、そしてゲストへおすすめしたい青森の魅力を発信しています。Aomori & Youを通して、いつか青森に行ってみたい!改めて、地元・青森の魅力を知れた!と思ってもらえたらと思っています。
今回は、いつも私が作業している場所でよくお会いするマダムみつこに教えてもらった青森の秘湯を紹介したいと思います!
マダムみつこは、いつもお洒落で青森のディープな温泉やお店をよく知っていて、いつも私が知らない面白い青森を教えてくれる津軽の素敵マダム。
そんなマダムみつこが教えてくれたのが、
「入ったらトドが3人。椅子はない。シャワーはない。しかし、効能は最強!」だったという、、、
青森県鶴田町にある「梅沢温泉」
そのマダムみつこにおすすめされた青森の秘湯に実際に行ってきました!
ということで今回は、梅沢温泉の紹介と温泉後に訪れたい鶴田町にあるおすすめのお店を紹介していきたいと思います!
「なんでも治る!」と言われている青森の日帰り秘湯・梅沢温泉とは?
マダムみつこに教えていただいた梅沢温泉があるのは、青森県鶴田町の梅沢地区と呼ばれる場所。
民宿としても営業する梅沢温泉は、様々な病気ややけどの痕が治る!と知られる「薬湯」で、地元民だけでなく、わざわざ遠くから体の悪いところを治しに来るそうです。
梅沢温泉の特徴は、お湯に舞う黒い「湯の花」
湯の花(別名:湯花)は、温泉に含まれる成分や物質が沈殿・固形化してできる。
古くから様々な温泉地のお土産としても親しまれているそうです。
梅沢温泉の黒い湯の花は、一見ごみかな?と思われますが、保健所が調査したところ、結果は衛生的にも問題はなく、清潔申し分なしだったそうです。
町内外から体の悪いところを治しに梅沢温泉へ来る人が多く、
私が訪れた日もわざわざ鯵ヶ沢から来ていた方もいました!
おかみさんの鈴木良子さん曰く、切り傷、やけどはお湯に入ってると治ってしまうし、癌と診断された人も3か月通ったら良くなった人もいると言います。
おかみさんは、朝晩にお湯を一杯ずつ飲んで、健康を維持しているそうです!
真偽のほどはわかりませんが、沢山の奇跡がこの梅沢温泉から起きてるようです!
いざ青森の穴場温泉「鶴田のの梅沢温泉」へ!体験レポート
雪がまだ積もる1月後半にマダムみつこに教えてもらってから、ずっと気になっていた梅沢温泉へやっと来ることができました!
雪の中、田んぼ道を通り、鶴田町の梅沢地区へ。
カーナビが無ければ、たどり着く事はできなかったでしょう。
梅沢温泉に到着し、数寄屋門をくぐり、入口と書かれた方向へ向かうが、建物が二つありどこが温泉の入り口か分からない、、、。
迷いながら、入っていくと民宿の受付ではなく、左側が温泉の入り口になっています。
常連客が置いている風呂道具置き場を通り過ぎ、温泉の入口へ。
中へ入ると男湯、女湯が分かれていています。
入り口からここまで受付がなく、
ん?どこでお金を払ったらいいんだろう。と思いながら、
女湯の中へ入ると、、、ありました!お金を払うところ。
なんと、脱衣所にあるお盆の上に、お金を置いていくスタイル!
紙に名前を書いて、見る限り200円だろうと思って、紙の上にお金を置きました。
なんと言う、信頼感。
田舎でしかできない、この支払いシステム。ほっこりしました。
お金を払い、いぜ浴室へ!
マダムみつこが言ってたトド寝をするおばちゃん達を見たかったのですが、
残念ながら今日は先客がいなく、私だけでした。
青森名物?「トド寝」って?
トド寝とは、名前のとおり「トドのように浴場の床に寝転がる」こと。
秋田との県境にある青森県の山奥にある「古遠部温泉」がトド寝の発祥だそうです。
洗面器を枕にして、浴場の床に横になる人をトドに例えてこの名前が生まれたそうで、床で寝湯ができるほどに大量に浴槽から湯があふれる豊富な湯量を誇る温泉だからできるそうです。
浴室には、マダムみつこに教えてもらったように、シャワーも、お風呂の椅子もありません。
あるのは、桶だけ。
なるほど、だからトド寝をするのかと納得。
湯舟の中は、コーヒーかと思うくらい真っ黒!底も見えません。
ゆっくり中へ入ると、熱い!!!
お湯の温度は、約45℃で、50℃の源泉をそのまま入れているそうです。
入っていると、徐々にこの熱さにも慣れてきて、冬の寒い日に、体がぬくぬくと温まります。
お湯の中には、黒い湯花が舞っていて、ぬるぬるとした肌触り。
じわじわと汗が出てきて、ぽっかぽっかになりました。
湯から上がって、帰る時に、梅沢温泉のおかみさんにばったり会いました!
「どこから来たの?どっか悪いのが?」と。
私は、どこも悪いところはないのですが、やっぱりどこか悪いところがある人が良く来てるんだなあと。
おかみさんもやけどをしたところが綺麗にやけど跡もなくなったんだよ!と見せてくれました。
気さくに話しかけてくれるおかみさんもここの魅力!
決して綺麗とは言えませんが、悪いところが治ると言われるだけあって何かパワーを感じる温泉でした。
そして、とにかくディープ!
こんな場所が青森にあったのか!とマダムみつこに教えてもらわなかったら出会えない温泉でした。
今度は、トド寝を見に再トライしてみようと思います!
鶴田町の秘湯 梅沢温泉 基本情報
営業時間 | 6:00~21:00 |
定休日 | 無休 |
電話番号 | 0173‐28‐3150 |
場所 |
〒038-3511 青森県北津軽郡鶴田町横萢松倉51
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梅沢温泉に行った後に立ち寄りたい鶴田のお店
麻6時から営業している梅沢温泉に行った後に、ぜひ立ち寄って欲しい鶴田町にあるお店を紹介したいと思います!
鶴田に行ったお土産やお昼ご飯におすすめなカフェなど、梅沢温泉に行くのがもっと楽しくなります!
鶴田のおすすめ その1:絶品!水餃子が買える「回」
2021年10月にオープンした鶴田町の新名所「回」
リネンブランド・KOMOを手掛ける岡詩子さんと「澱と葉」の藤田潤也さんがプロデュースする「素のままproduct」の商品とつがる豚を使った水餃子を買うことができます!
現在は、中華弁当や冷凍の水餃子をテイクアウトで販売していて、梅沢温泉に行った帰りに買いたいお土産ですね!
たまに、「澱と葉」の藤田潤也さんが揃えたナチュラルワインを楽しめるイベントも開催されているそうなので、ぜひInstagramをチェック!
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回 基本情報
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 水曜日 |
@kai_sonomamaproduct | |
場所 |
〒038-3503 青森県北津軽郡鶴田町鶴田生松89
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鶴田のおすすめ その2:鶴田でランチならカフェ「mobile」
JR陸奥鶴田駅から徒歩2分の場所にあるカフェ「mobile」
定期的に通いたくなるカフェで、ランチは10食限定のプレートや、薬膳カレー、ラタトゥイユの玄米プレートなど、野菜をしっかりとれる健康メニューが楽しめます。
コーヒーは、スペシャルティコーヒーを使っているというこだわり。
ビーガンの方にも嬉しい、ミルクは豆乳に変更できるそうです!
食事の他にも店内には、地元の作家さんの革細工やアクセサリーなどハンドメイド雑貨も販売しているそうです。
ぜひ、梅沢温泉後のランチに訪れてみてください!
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グリュノワ 基本情報
営業時間 | 13:00~18:00 |
定休日 |
不定休 *Instagramをチェック |
@gruenoix | |
場所 |
〒038-3503 青森県北津軽郡鶴田町鶴田前田38−9
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鶴田のおすすめ その4:道の駅つるた「鶴の里 あるじゃ」
鶴田のお土産を買うなら「鶴の里 あるじゃ」
鶴田町でとれた新鮮な農産物を買える産直市場や、収穫量日本一のスチューベンを使ったジュースやワインなどの加工品などの地元産特産品の販売しています!
その中でも、私のおすすめは大福コーナー!
大人気のスチューベン大福の他に、カマンベールチーズ大福やかぼちゃ大福など他にはない味のふわふわ大福を買うことができます!
ぜひ、鶴田のお土産として食べてみてください。
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鶴の里 あるじゃ 基本情報
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 |
なし |
公式HP | http://www.tsurunosato-aruja.com/ |
場所 |
〒038-3524 青森県北津軽郡鶴田町境里見176−1
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青森県の穴場温泉・梅沢温泉とは? まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、マダムみつこに教えていただいた梅沢温泉について紹介しました!
ぜひ、どこか治したいところがある方は、一度騙されたと思って行ってみてください。
梅沢温泉に行った後は、鶴田のお洒落スポットに行くのもおすすめです!
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弘前観光のお供
弘前ガイドブック「Be a Local in Hirosaki」
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