「黒石観光でおすすめの温泉宿を探している」
「黒石温泉郷にたくさん温泉宿があるがどこが良いかわからない」という方におすすめの記事となっています!
こんにちは!
スイスのホテルスクールを卒業し、京都(Four Seasons Kyoto)・広島(Azumi Setoda)のラグジュアリーホテルで修業し、2024年に青森にホテルを作る事を目標に、2022年9月に青森にUターンしました。
Aomori &Youでは、将来の私たちのホテルに泊まっていただくゲストへ紹介したい青森の人のインタビュー、そしてゲストへおすすめしたい青森の魅力を発信しています。
Aomori & Youを通して、いつか青森に行ってみたい!改めて、地元・青森の魅力を知れた!と思ってもらえたらと思っています。
私が生まれ育った弘前市から車で約25分ほどの黒石市。すぐ近くで身近な黒石市なのですが、近ければ近いほど泊まりに行くって事はなかなかありません。
ですが、黒石市には素敵な温泉宿がたくさんあることを取材して、(青森県民としてお恥ずかしながら、、、)初めて知りました!
今回は、黒石温泉郷にある大正の雰囲気が漂るノスタルジックな温泉宿や、食事がおすすめな宿など、3つの温泉郷、温湯温泉郷、板留温泉郷、落合温泉郷に分けてご紹介していきます!
黒石の旅館が集合!黒石温泉郷とは?
黒石市内から車で約15分の場所にあるのが、浅瀬石川沿いにある黒石温泉郷。
交通がまた不便な時代でも入浴客が訪れていたと言われている歴史のある温泉郷。
江戸時代に作られたと言われてる、全国の温泉地温泉番付には、黒石温泉郷の温湯温泉と板留温泉の名前が挙がっているほど昔からの湯治文化があった場所でした。
現在は温湯・板留・落合・青荷を合わせて黒石温泉郷と呼ばれていて、今でも温泉好きが訪れています。
【黒石観光】温湯(ぬるゆ)温泉郷のおすすめ温泉旅館
温湯温泉郷は、400年以上の歴史がある温泉郷で、黒石市の中でも一番古い歴史を残しています。
場所は、青森県黒石市を流れる浅瀬石川沿いに点在する黒石温泉郷の西玄関口に位置して、津軽系伝承こけしの発祥の地として有名です。
泉質は、塩化物泉の割合が多く、保湿や保温効果のあると言われています。効能は、リュウマチ性疾患、運動器障害、胃腸病など。
温湯温泉郷にある2つのおすすめの温泉宿をご紹介します!
温湯温泉の公式HP https://www.nuruyuonsen.com/
温湯温泉郷おすすめ温泉宿 その1:飯塚旅館
黒石の温湯温泉郷にある飯塚旅館。
大正ロマンが漂う昔ながらの温泉宿で、大正3年に建てられた2階建ての木造旅館建築が魅力。まるで昭和にタイムスリップしたかのような体験ができます。
川沿いの檜風呂は、100%天然かけ流しの温泉で、保温・保湿効果が高く、お肌がすべすべになる効果が期待できます。
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飯塚旅館 基本情報
チェックイン | 14:00~19:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金 | 9,000円~(1泊2食付き) |
完備 | テレビ・ドライヤー・タオル・シャンプー・コンディショナー・歯ブラシ・パジャマ |
予約 | https://stayjapan.com/area/aomori/kuroishi/pr/12737 |
場所 | 036-0411 青森県黒石市温湯鶴泉60
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温湯温泉おすすめ温泉宿 その2:後藤温泉客舎
黒石の温湯温泉郷には、「客舎」と呼ばれる内湯を持たない、自炊可能な湯治宿の事で、後藤温泉客舎がその一つ。この「客舎」は青森県独自の呼び方で、他の県では見られない特徴の一つ。
今でいう、ゲストハウスのような宿ですね。
昔ながらのこのスタイルで営業しているのは、現在は後藤温泉客舎のみ。
後藤温泉客舎は、明治維新の頃にはすでに存在していたと言われる歴史のある建物で、大正、昭和の湯治文化がいまだに残っている貴重な宿です。
客舎では、自炊が基本なので、自分たちで食材を買ってきて台所で調理することができます。
素泊まりのみなので、向かいにある共同浴場の鶴の湯をお風呂として利用できます。一泊につき、1枚の入浴券がもらえます!
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後藤温泉客舎 基本情報
チェックイン | 要確認 |
チェックアウト | 要確認 |
料金 | 3,500円(素泊まり) 朝食は、頼めば作ってくれるそうです! |
完備 | テレビ・ドライヤー・歯ブラシ・パジャマ |
予約 | 0172-54-8318 |
場所 | 〒036-0411 青森県黒石市温湯鶴泉23
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【黒石観光】板留温泉郷のおすすめ温泉旅館
3種類の石膏性苦味泉が沸いていて、皮膚病によく効くと知られている「板留温泉郷」。
村人が板を集め、川の水を留めて湯に入った事から板留温泉と呼ばれるようになったそうです。
「美人の湯」と昔から愛され、泉質はナトリウム・カリウム硫酸塩酸で、効能は婦人病、神経痛、皮膚病など。
板留温泉郷の2件のおすすめの温泉宿をご紹介します。どちらもリニューアルした比較的新しい宿で、食事に力を入れた宿です。
板留温泉 おすすめ温泉宿 その1:ホテルあずまし屋
2017年にリニューアルオープンした、板留温泉郷のホテルあずまし屋。
天然温泉かけ流しの露天風呂と大浴場がある宿で、夕食ではご当地牛「津軽たにかわ愛情牛」を使ったすきやきを楽しむことができます。
貴重な津軽たにかわ愛情牛を通年、いつ行っても楽しめるのはホテルあずまし屋だけなんだそうです!
立ち寄り入浴も、500円で入ることができます。時間は、13:00~15:00の間です。
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ホテルあずまし屋 基本情報
チェックイン | 15:00~17:30 |
チェックアウト | 10:00 |
料金 | 参考料金1泊2食付き:12,500円~ |
完備 | 全室Wi-Fi無料接続・テレビ・冷蔵庫・ドライヤー・歯ブラシ・タオル・浴衣 |
予約 | 公式HP https://www.azumashiya.jp/ |
場所 | 〒036-0404 青森県黒石市板留宮下23
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板留温泉 おすすめ温泉宿 その2:旅の宿 斉川
青森県内でいち早くベジタリアンやヴィーガンに対応した宿が、2019年8月にリニューアルオープンした「旅の宿 斉川」。
若女将は、ニューヨークでアートを勉強されていた方だそうで、元々の職業は美容師なんだそうです。そのため、宿の中に「small」というヴィーガン認証カラーを使用する美容室もあり、温泉でリフレッシュし、見た目も綺麗になれます!
源泉100%かけ流しの温泉も魅力ですが、青森の食材を使ったヴィーガン・ベジタリアン対応したこだわりの食事が魅力的です!
ゲージフリーの卵や無農薬の食材を使ったお料理を提供していて、自分の健康を大切にし、地球にも優しい過ごし方を体験できます。海外経験がある若女将だからこそ提供できる海外の方も楽しめるお宿ですね。
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旅の宿 斉川 基本情報
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金 | 1泊2食 11,000円~
1泊朝食 8,000円~ 素泊まり 7,000円~ 温泉&お食事 3,000円~ ※10時~15時まで個室でゆっくりくつろげます。 |
完備 | 全室Wi-Fi対応・無料貸し出し自転車・ランドリー・冷蔵庫・電気ケトル |
予約 | 公式HP https://ryokansaikawa.com
Instagram @tabinoyado_saikawa |
場所 | 〒036-0404 青森県黒石市板留宮下8−1
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【黒石観光】落合温泉郷のおすすめ温泉宿
黒石の奥座敷と呼ばれている落合温泉郷は、温湯温泉郷に比べると歴史は浅く、昭和8年に開湯しました。
落合温泉郷の場所は、浅瀬石川をはさみ、板留温泉郷と向かい合ったところに位置しています。
泉質は、ナトリウム・塩化物泉(低張性中性高温泉)でさらっとした温泉が、肌の汚れを石鹸のように落としてくれます。効能は、リウマチ・運動機能障害・婦人病・神経痛など。
落合温泉郷のおすすめ温泉宿を2件紹介します!
落合温泉郷おすすめ温泉宿 その1:花禅の庄
花禅の庄は、黒石・落合温泉郷にある全館畳敷きの温泉宿です。
香り豊かな青森ヒバとマイナスイオン効果がある十和田石をふんだんに使った大浴場と庭園を眺めることができる露天風呂が魅力的なお宿です。女性の方は、カラー浴衣を選ぶことができ、女子会にもピッタリですね!
食事は「北国らしさ、あおもりらしさ、津軽らしさ」がコンセプトで季節の懐石料理を楽しめます!
宿内は、廊下からエレベーターの中まで畳敷きとなっていて、普段味わえない裸足で畳の上を歩く心地よさを体験できます。
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花禅の庄 基本情報
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金 | 17,750円~30,950円 ( 1泊2食付) |
完備 | 全室無料Wi-Fi・宴会場・売店・自動販売機・マッサージ手配可 マッサージ機・宅配便・送迎あり(要予約) |
予約 | 公式HP http://www.kazennosyo.jp/
Instagram @kazennosyo |
場所 | 〒036-0412 青森県黒石市袋富山64−2
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落合温泉郷 おすすめ温泉宿 その2:南風館
黒石・落合温泉郷にある5室の小さな旅館・南風館。
南風館の魅力は、小さな旅館ならではの家庭的な温かさのおもてなしと館内にある寿司処「美鈴」。
心地よい源泉掛け流し温泉に入り、大将が作る青森県産の新鮮な魚の美味しいお寿司と地酒で、心も体も満足できるお宿。
日帰り入浴も可能で、大人550円 子供330円 (入浴時間 12:00 ~ 15:00 19:00 ~ 22:00)で入ることができます!
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南風館 基本情報
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金 | 8,000円~12,000円 ( 1泊2食付) |
完備 | テレビ・金庫・ハミガキセット タオル・バスタオル・ヒゲソリ・浴衣・冷暖房他館内Wifi ・宴会場・自動販売機・寿司処「美鈴」 |
予約 | 公式HP https://www.nanpuukan.com/ |
場所 |
〒036-0412 青森県黒石市袋富田63−23
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【黒石観光】黒石温泉郷 おすすめの宿 ランプの宿 青荷温泉
黒石市内から山間部に向かって車で約35分のところにあるのが、ランプの宿・青荷温泉。
全国から秘湯好きが集まる青荷温泉も黒石温泉郷のひとつ。
全国的にも有名な青森の秘湯「ランプの宿・青荷温泉」。
昭和4年に開湯した青荷温泉は、標高400mの山間に位置し、2001年から通年営業となり、冬期間も雪の中のまた違った表情の青荷温泉を楽しむことができます。
青荷温泉は電気・電波が通っていないのが魅力で、館内すべてランプの灯されています。スマホやパソコンが触れないので、デジタルデトックスができます。
本館と3棟のはなれが散在する青荷温泉には、露天風呂を含め、4ヶ所の湯巡りが楽しめます。ホタルの飛び交う自然も見どころで、一生に一度は訪れたい秘湯です!
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青荷温泉 基本情報
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
料金 | 冬季参考料金(1泊2食付) 12,250円~16,350円 |
完備 | お茶セット・ハミガキセット・タオル・バスタオル・浴衣他 宴会場・売店 |
予約 | 公式HP https://www.aoninet.com/pc-index.html |
場所 | 〒036-0402 青森県黒石市沖浦青荷澤滝ノ上1−7
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黒石観光におすすめの黒石温泉郷の温泉旅館 まとめ
皆さん、いかがでしたでしょうか? 黒石観光に最適なおすすめの温泉宿7選紹介しました!
温湯(ぬるゆ)温泉郷 |
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板留温泉郷 |
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落合温泉郷 |
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青荷温泉 | ランプの宿 青荷温泉 |
ぜひ、青森の秘湯で心も体も癒されてください!
黒石市までのアクセス方法は、【記事】黒石市までのアクセス方法まとめ で詳しく説明していますので、ご参考にどうぞ!
黒石のお土産で迷ったら、【記事】黒石にわざわざ買いに行きたい!お土産にピッタリなスイーツ6選
弘前ガイドブック