「海外へ行ってみたい!留学に興味がある!」
「留学してみたいけど、どうやって留学するのか分からない!」という方必見!
こんにちは!
Aomori & YouのMiyuです。Aomori &Youというメディアで青森の魅力を発信しながら、青森旅行をお助けする「青森旅コンシェルジュ」を運営しています。青森にホテルを作る事を目標に、夏に青森にUターンし日々奮闘しています。
今回は、青森という田舎から私がどうやってスイスの大学へ入学することができたのかという実体験をもとに、青森から海外へ留学する方法を紹介したいと思います。
正直、都会に比べると圧倒的に情報量が少なく、海外へ行くという選択肢が狭まってしまうのがまだ田舎の現状。
青森の田舎出身の私がスイスの大学へ入学した方法
簡単に私が青森からスイスの大学へ入学した方法をまとめると、
青森の外国語科がある高校⇒ 東京の留学専門学校で1年間準備⇒ スイス大学留学
こんな感じです。
それでは、詳しく説明していきたいと思います。
1. 青森の外国語科がある高校へ入学
小学校の頃から英会話教室に通っていた私は、中学校の頃から英語が得意で、高校ではもっと英語を勉強したい!と考え、青森県内の英語科がある学校へ入学したいと思っていました。
青森県内で英語科がある高校は、
- 青森明の星高校 英語科
- 青森県立三沢高校 英語科
- 青森県立青森南高校 外国語科
その中で、私は英語とロシア語が学べて、修学旅行でニューヨークへ行けた青森南高校外国語科を選びました。
最初の頃は、海外の大学へ進学するという選択肢を“知らなかった” 私は、海外へ留学すると言っても、国際交流が盛んな日本の大学に入学して、交換留学へ行こうとしか思っていませんでした。
しかし、私が海外の大学へ進学する!というきっかけになったのが、
高校2年生の頃に参加した日本の次世代リーダー養成塾という全国の高校生が集まり2週間共に過ごすサマーキャンプ。
私のちっぽけな世界が一気にグローバルへと広がったきかっけは、そこで出会った人たち。
すでに高校から海外の学校に通っていたり、メンターと呼ばれる先輩たちは海外の大学に通っていたり。
青森ではそこそこ英語ができると思っていた私だが、英語でマレーシアの元首相マハティールさん(講師の一人でした)に堂々と質問している姿がかっこよく、私の目指したい理想像が見えた瞬間でした。
青森に帰って、すぐに両親に留学に行きたい!と宣言。
私は、サマーキャンプで出会ったかっこいい憧れの人たちのように、日本の大学の交換留学ではなくて、正規で直接海外の大学に入学したかったのですが、
わたしの両親は応援してくれましたが、新婚旅行で海外に行った事があるくらいで、留学に行く方法がわかりませんでした。
私の高校では海外の大学へ進学をするという選択肢はなかったし、先生たちも海外進学の方法を知りませんでした。
なので、留学を支援してくれる学校を自分で探し、何件か見つけた中で、私はNIC International college in Japanという東京にある1年間の留学の専門学校に卒業後に行くことにしました。
2.東京の留学専門学校 NIC International school in Japanで1年間の留学準備
NICでは、海外の大学で必要な英語力と日本とは違う勉強の仕方を教えてくれ、海外大学入学の手続きなどをサポートしてくれます。
海外の大学は入学するのは簡単だが、卒業するのは難しいと言われるほど課題の量が多い。
なので、NIC時代からそれに慣れるために毎日の大量の課題をこなし、英語で書くレポートやプレゼンテーションをほぼ毎週行っていました。
正直、海外大学の入学の仕方を自分の周りの人が知っていれば、このような学校に行く必要はないでしょう。
しかし、私のように誰も海外大学へ入学する手続きも分からない、英語でレポートの書き方も分からないという人はこういった留学を準備してくれる専門学校に行くことをお勧めします。
今、私にどうやって海外大学へ進学すればいいの?って聞かれたら、まず何を勉強したいのか、その分野で有名な大学をリストアップして、その大学のウェブサイトに行ってどうやって入学できるのか調べて、直接入学する方法を教えますが。(笑)
3.スイスの大学へ入学
一年間のNICでの留学準備期間を終え、私はホテル経営学を勉強するためにホテルスクールで有名なスイスのCesar Ritz collegesという大学へ入学しました。
私の大学は、長期の夏休みや春休みがない分、3年間で卒業でき、在学中に6か月を2回の計1年間はどこかのホテルでインターンシップを行わないといけない実践型の教育方法でした。
私は、1年目にスイスのスキーリゾートGstaadという場所のホテル、2年目にメキシコのメガリゾート、そしてコスタリカのエコホテルでインターンシップを経験しました。
この大学では、Bachelor of International Business in Hotel and Tourism Management (ホスピタリティ観光マネジメントの国際経営学士号) という学士号の他に、
Double Degreeと言って、成績次第でアメリカのワシントン州立大学のBachelor of Arts in Hospitality Business Managementという学士号を取得でき、
私は2つの学士号を取得し、2019年6月に卒業しました。
青森に留学エージェントはあるのか?
結論から言うと、青森に留学エージェントはあります!
青森県東北町に『TBT』「株式会社Three Blue Trees」という留学エージェントが一つだけあります。
1週間からの短期留学~長期留学、親子留学、シニア留学、春休み・夏休み・冬休みのジュニアプログラム、ワーホリ(カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)、永住権申請サポート(アメリカ・カナダ)など、多様なサポートをしているそうです!
学校の留学担当者との密な連携を図り留学前だけではなく、留学中のサポートや、留学後の就職相談等も行っているという事で、わざわざ都会に行って留学の相談へ行かなくてもいいという点でも気軽に留学の道が開けると思います!
<TBTでの留学サポート国> 7ヶ国
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、韓国
青森から留学する方法!その他の海外へ行く道を紹介!
青森から海外へ行くパターン その1:正規留学(海外の大学へ直接入学)
正規留学とは、海外の4年制大学や大学院へ直接入学し、学位を取る方法です。
このパターンで私もスイスの大学へ入学しています。
メリットとしては、海外の大学の学位を取得することができ、卒業後も海外で働くというチャンスが多いです。
青森から海外へ行くパターン その2:交換留学(日本の大学に在学中に留学)
交換留学は、日本の大学に入学して、その大学と海外の提携している大学で単位を取ることができる留学制度の事です。
青森県内の大学でも、交換留学のプログラムがある大学がほとんどです。
期間は、それぞれの大学によって違い、長くても1年だと思います。
私は、1年以上の長い期間留学したかったので、この方法は選びませんでした。留学できる期間が少ないから。
青森から海外へ行くパターン その3:海外の語学学校へ入学
語学学校は、英語の習得を目指した留学で、専門知識を学ぶというよりは、英語力を伸ばすことが第一の目的。
正規留学などと違って比較的、値段も安く、簡単に入学する事ができ、海外の大学へ入学する前に語学学校に通うという人も多いです。
私も日本の学校ではなくて、海外の語学学校に行くという選択でもよかったかなあと今となっては思います!
青森から海外へ行くパターン その4:ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、簡単にいうと、海外で一定期間生活ができる特別なビザ制度のことで、働くことも認められています。
海外に行く前は知らなかったのですが、だれでも働けるというわけではなくて、働く事が認められているビザを持っている人しか海外では働けません。
しかも、ワーホリはどこの国でも働けるわけではなくて、日本と相手国との間で協定が結ばれている国のみで使用可能なのです。
年齢制限もあって、18歳以上30歳以下が対象者です。
海外生活をしてみたい!海外で働いてみたい!という人にはお勧めですが、専門的な知識を伸ばしたい人にはおすすできません。
なぜなら、ほとんどの人は現地に行ってから職探しをするので、単純作業だったり、日本料理屋さんで働く人が多いイメージです。
青森から海外へ行くパターン その5:海外で働く
日本の会社で海外支店を持っている会社に就職したり、外資系の会社に就職したりと海外で働く方法は沢山あると思います。
私の分野のホテル業でいうと、日本人観光客がよく行く観光地のホテル、例えばハワイなどでは、日本人対応のために日本人スタッフを募集している場合があります。
それ以外では、通常まず現地の人を採用し、そして移民を採用します。わざわざ、VISAを出してまで外国人を会社が雇うということは、その現地の人達では賄えないほどの専門的な知識だったり、経験がなくてはならないシビアな世界です。
青森から海外へ行くパターン その6: とりあえず海外に行ってみる
留学で学校に所属する、海外の会社に就職するなど、海外へ行く方法は沢山ありますが、海外へ行ってみたい!と思ったらとりあえず海外へ行ってみる!というのもいい方法だと思います。
コロナ禍でなかなか海外へ行ける状況ではないですが、リスクを負っても、それでも本当に行きたいと思っている人は海外へ出ています。
メキシコなど、観光ビザで最長6ヶ月滞在することができる国もあります。
出戻りと言って、ビザが切れそうなときに一度出て、また入国するという方法で長期滞在することも可能です。
ですので、一度海外にとりあえず行ってみるだけでも世界が変わるのではないでしょうか。
青森から留学する方法 まとめ
今回は、私の実体験をもとに青森から海外へ留学する方法を紹介しました!
私がスイスの大学へ入学した方法やその他の海外への行く方法など、青森、または他の地方から海外へ行きたい!と思っている方の参考になればなと思います!
私が、スイスの大学を卒業して今思うことは、地方出身だって、どんな家庭に生まれても、ハーバード大学にだって、どこの国の大学にだって行けるという事です。
だけど、それを知っているか、海外の大学を自分も行くことができる世界だと思っているのかだと思います。
私は、その点でいうとラッキーでした。青森という田舎にいたけれど、海外で活躍する人たちに会うという経験が学生の頃に体験できました。
だから、自分が憧れる世界を思い浮かぶことができたし、海外の大学進学を目指すことができました。
日本の大学が悪いわけではないが、学生時代を世界の友達と一緒に過ごせた事、日本以外にも居場所ができた事、海外でも働いていける実感した事は、自分にとっての自信なったので、
ぜひ青森の高校でも卒業後の進路に『海外に行く』という選択肢を追加してほしいです!!
今は、コロナが落ち着くまで、行けないかもしれないけど、海外に行く!という選択肢はなくならないはず!